pub:2016.3.1/upd:2016.8.7

ブランドパーソナリティで読みとく東京の大型書店

本屋さんに相談だ

ブランドパーソナリティは、2日に1回書店の空気を吸わないと死ぬ病気である@w256の体感。

あなたによき書店との出会いがありますように(´・ω・`)

総合力が高い書店

まず頼りたい書店。

紀伊國屋書店 : 評判の校長先生(元国語科)

国内売上高ダントツ1位の国民的書店。話題書や大衆書にはとくに強い。基本的にオールラウンダーだが、店の奥では特徴のあるを作っていることも。新宿がフラッグシップ。新宿サザンスクエアは洋書が充実している。

ジュンク堂 : 2050年の人工知能

非常に練られた究極の棚。特定のテーマについて深く知りたいときはジュンク堂と考えれば良い。池袋ジュンク堂の完成度は読書家の間ではマジキチとして有名。

三省堂 : 親しみやすい老教授

古き良き大型書店。客それぞれにとって必要な本をやさしく選んできてくれるような、懐の深さを感じる。ジュンク堂のような圧倒される感覚がないので疲れない。「ぬるさ」ではなく、巧妙な「ゆるさ」がある。神保町がフラッグシップで長い歴史がある。

トレンドに強い書店

立地に優れた大型書店には、時代のトレンドをセットしていく力がある。とりあえず通うことで真価を発揮する。

ブックファースト : 敏腕メディアプロデューサー

トレンドセッターといえばブックファースト。ブックファーストをよく観察していると、2ヶ月も3ヶ月も前から世間の流行を掴むことができる。トレンドに強いが、大型店ではロングテールな品揃えにも対応している。関東では新宿がフラッグシップ。新宿店は料理関係の充実度がやばい。

丸善 : エリートサラリーマン

日本の知、本の力。丸善。ビジネス系書籍のトレンドセッター。丸の内店が目立ったディスプレイをすると、周辺のエリートサラリーマンに即座にトレンドとして広まることが要因だと思う。接客がすばらしい。丸の内は洋書も充実している。ビジネス書は圧倒的。

上級者向けの書店

客にある程度リテラシーを求めてくる書店。書店に通うことに慣れてきたら是非訪れて欲しい。深い世界が展開されていることを読み取ることが出来る。

東京堂書店 : 新進気鋭の准教授(文系)

新刊書店の名店。隅々まで行き渡る「教養」と「気品」。あなたが知識よりも知性を尊ぶ人であるならば、ここには通う必要があることを直感するだろう。

八重洲ブックセンター : 大病院の院長先生

ビジネス・医学・地理に強い大型書店。古き好きな体質も感じるが、東京駅最寄りの大型書店として、日本のビジネスを支えてきた心意気が強く根付いている。

青山ブックセンター : 頑固なデザイナー

ABCの俗称で親しまれている。デザイン・クリエイティブに関して、文化にまで根ざした深い造詣。青山がフラッグシップ。六本木も楽しい。

書店ワンダーランド

大型でありながら個性が強いエッジな書店。

書泉 : 大学院生(工学部)

筆者が神保町の魔城と呼んでいるブックセンターと、工学とサブカルに強い秋葉原のブックタワーがある。どちらも濃い店だが、特筆すべきは神保町店で、おっさんが好みそうな趣味の方面に極めて尖っている。BLの聖地であった神保町のもう一つの店舗は2015年に惜しまれつつ閉店した。神保町がフラッグシップ。

蔦屋書店 : アパレル社長

書店っぽくも見えるおしゃれ空間。トレンドに強いが、やや後追いが多くミーハーな面も。スタバ併設でコーヒーを飲みながら未会計の本が読める店舗もある。代官山がいろいろすごい。

ヴィレジヴァンガード : 専門学校生(中央線沿線)

サブカル系・青春こじらせてる系に強い。突っ込みどころ満載の手作りPOPが特徴。軽音部のあいつん家の本棚。下北沢が有名。

K-BOOKS : イケメン隠れヲタ

トレンド重視のヲタ系書店。気になったアニメやコミックがあるのなら訪れてみたい。売り場も広くて、関連書籍で夢をひろげてくれる。秋葉原が本店。

とらのあな : ガチオタ

生半可な覚悟では入店できないガチオタ達の魔境。そこに天国を見ることができれば人間卒業も間近。秋葉原が「デンキ街の本屋さん」のモデルとなった。

番外

ブックオフ : 気の置けない飲み友達

トレンドを外れていて新刊書店には並ばないけど、まさに求めていた本に108円棚で出会うことも。本を探すことを目的とせず、ブックオフを楽しむがブックオフ。棚に強く土地柄が出るのも面白い。掘り出し物を見つけるコツは、代謝の速い都心の大型店を流すこと。新宿やら池袋やら秋葉原やら西五反田やら。

Amazon : ベテラン司書

選書にあたり、一定の文脈からしか捉えることができない硬質さを感じる。選書に異常に時間がかかってしまうし「コレじゃない本」を手にしてしまうことも多いので、都心に住んでいればあまり使わないかも。選書が終わっていれば最善の選択肢。古本が安い。

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