pub:2016.3.20/upd:2016.7.28

【要約】仕事の技法

私淑している田坂氏のエッセイ

大変読みやすく「仕事の技法」というタイトルは少し硬すぎる印象。

「ビジネスコミュニケーションについての23の寓話」的なサブタイトルでもつけて、表紙が緩い雰囲気を醸すようにすると思う。

田坂氏の厳しくて優しい眼差し、「子曰わく…」で始まる高校の漢文の授業を思い出した。

はじめに

本書のテーマは「言葉以外のメッセージの読み取りと発信」についての実践を示すことにある。

深層対話の技法とは?

以下、田坂氏の定義。

  • 表層対話 : 言語によって行われるコミュニケーション
  • 深層対話 : 非言語によって行われるコミュニケーション

表層対話上のメッセージと深層対話上のメッセージが食い違うとき、深層対話上のメッセージが真相に近い。すなわち、深層対話の力は、真相に近づく力でもある。

深層対話の力を身につける

コミュニケーションについての識者による分析もテキスト化されているが、
ビジネスの現場で意識的に現場で身に着けていくことが必要となる。

  • 現場での振り返り
  • 現場で試してみる

振り返りのヒント

  • 自分の発したメッセージを相手の心の動きを自分の中でシュミュレーション(追体験)する。
  • 上司の経験値を参照する。
  • 反省日記を書き出してみる(自分だけしか見られない)

力を身につけた者へ

作業を楽にしたかだけではなく、心を楽にしたかも仕事への自己評価の基準に加える。

ビジネスは「相互の信頼」をベースにした営みである。

ある程度できる相手なら、すでに深層対話の力を心得ていると思って良い。
つまり意図する意図しないにかかかわらず、こちらの真相も伝わっているものである。

敬意のある力の使い方ができなければ、相手にも見抜かれるものである。

REFARENCE

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