pub:2016.8.2/upd:2016.8.14

【要約】ウィキノミクス

マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

「マスコラボレーション」を手段の一つとして選択できるようにするために。

マスコラボレーションとは?

集産主義には強制と中央集権が伴う。集合活動は自由意志による選択と分散型協調が特徴である(ハワード・レインゴールド)
  • 集産主義 : 共産主義や資本主義のこと
  • 集合活動 : マスコラボレーションやピアプロダクションのこと

マスコラボレーションの特性

マスコラボレーションでは、膨大な参加者の水平ネットワークによる生産活動が行われる。
マスコラボレーションは以下の4つの柱に支えられて発展する。

  • オープン性 : 人材やアイディアを外部から取り入れる
  • ピアリング : 階層型の組織構造を捨てて、自発的秩序形成を促す
  • 共有 : 共有材に戦略的に貢献する
  • グローバル : テクノロジーを駆使してグローバルリアルタイム連携を図る

創発と偶発性イノベーション

マスコラボレーションによるイノベーションは、創発と偶発性が特徴となる。この特徴ふまえて活用していくには、情報公開とライセンスを適切な構造に設計する。

正式な依頼状を送る必要な度ありません。APIを公開すれば、それを使ってそのような人たちがいろいろと工夫してくれるんです。その結果、優れたサービスや機能が生まれたら、商業利用のライセンスを結び、みんなでお金を儲けるというわけです。

バーチャルな場

情報通信技術の発展により現れたバーチャルな場は時空間の制約を取り払い、目的を拠所として人々の力を集約することを可能とする。

ピアプロダクション活用の事業的メリット

ピアプロダクションを活用することのメリットは以下の点に集約できる。

  • 社外の人材やプロシューマの知恵が活用できる
  • ユーザとともにあることができる
  • 関連製品の需要を管理できる
  • コストが削減できる
  • 情報の囲い込みから競走のポイントを動かすことが出来る
  • コミュニティを味方につけることでコラボレーションの摩擦をなくすことが出来る
  • 社会資本の形成ができる

世界工場を使いこなす

「世界」を生産のリソースとして活用していくためには、以下の点に留意すること。

  • 自社が尽力する点は、価値を左右するポイントに集中する
  • 編成し、組織する力を通じて付加価値をつける
  • 迅速で相互的な設計プロセスを構築する
  • モジュール型アーキテクチャを活用する
  • 透明で平等なエコシステムを作る
  • コストとリスクを分散する
  • 未来を見つめる鋭い目を持つ

ウィキノミクスの設計原則

ウィキノミクスの実践では、細かい計画を立てず、柔軟な対応をしていくことが求められる。このとき、以下の原則を意識する。

  • リードユーザーからヒントを得る
  • クリティカルマスを達成する
  • コラボレーションのインフラを提供する
  • 十分な時間をかけて育成する
  • 参加者全員が価値を得られるようにする
  • コミュニティの規範に従う
  • プロセスが進化するに任せる
  • コラボレーションの精神を研ぎ澄ます

ウィキノミクス攻略法

21世紀に適した戦略ガイドを以下のページで共に作りましょう。

  • www.wikinomics.com

REFERENCE

Leave a Reply

Your email address will not be published.