pub:2016.8.1/upd:2016.8.7

【要約】マイクロインタラクション

UI/UXデザインの神が宿る細部

インタラクションにおける細部

細部への配慮は、以下の要素を生み出すことでユーザに喜びを与え「こよなく愛される製品」を生み出す。すなわち、UXの向上に寄与する。

  • 美しさ
  • わかりやすさ
  • 満足感

マイクロインタラクションとは?

マイクロインタラクションとはインタラクションのシナリオを分割した最小単位のこと。

マイクロインタラクションの構造

マイクロインタラクションはトリガー、ルール、フィードバックそしてループとモードから構成される。

  • トリガー : マイクロインタラクション開始の契機となるもの。コントロール(ボタン、スライダー、音声など)によってアフォードされる場合と、不可視な状態(気温や株価など)がトリガーとなる場合がある。
  • ルール : マイクロインタラクションが適用するルールのこと。ex.「部屋の電気はスイッチがoffになるまでつき続ける」
  • フィードバック : ルールについて、ユーザの理解を助けるもの。グラフィックによるメタファやバイブレーションによる通知など
  • ループとモード : ループやモードを用いたメタルールのこと。ex.「繰り返し月内の最初の月曜日に振り込みを行う」

トリガー

良いトリガーには3つのルールが存在する。

  • トリガーの存在を認識もしくは学習可能であること
  • トリガーによっていつでも同じことが起こること
  • アクティブ/非アクティブなどの情報は前面に出すこと

ルール

ルールはインタラクションの目的に向けたフローとして設計する。フローチャートを書くと良い。良いルールは以下の要素が的確にデザインされている。

  • 複雑さの排除
  • 適切な制約
  • 過去の行動などを利用したパーソナライゼーション

フィードバック

フィードバックは、ルールの理解を助けるためにユーザの知るべき情報を整理して提示することである。フィードバックを優れたものにするために、以下の問を用いて整理することが有効である。

  • 適切なタイミングであるか?
  • 適切なシンプルさとさりげなさを備えたものであるか?
  • 人間らしさのある振る舞いであるか?

ループとモード

ループとモードは補助的な存在である。煩雑さを避けるために利用する。

マイクロインタラクションの改善

マイクロインタラクションの改善のために有用な問を列挙する。

  • 記憶に残る時間にする必要があるか?
  • ゼロから始めようとしていないか?
  • このマイクロインタラクションの中にあるデータで一番重要なものは何か? それは前面に出せるか?
  • コントロールは適切か?
  • ヒューマンエラーを予防できるか?
  • 見落とされがちなものを活用しているか?
  • 上級者向けの不可視トリガーを作れないか?
  • テキストやアイコンは自然か?
  • アニメーションによって、さらに表情や動きが出せるか?
  • 他に加えるべきフィードバックの手段はないか?
  • ユーザがこのマイクロインタラクションに2回目に接した時に何が起こるか? 100回目は?

REFERENCE

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